外反母趾とは その3

外反母趾のため草履をはいている

外反母趾のお話の続きをしたいと思います。
前回は足のアーチについて詳しくお話ししました。
アーチには二種類あって、縦アーチ横アーチがあります。
縦アーチが崩れると偏平足になり、横アーチが崩れると開張足になります。
これらアーチの崩れが外反母趾、内反小趾、タコなどの原因です。

外反母趾になる過程

これまで外反母趾というと指にばかり目がいっていましたが、
外反母趾は指の病気ではなく極端にいうと「かかと」の病気なのです。
外反母趾の人は、裸足で立ったときに後ろから見ると、
踵骨という「かかと」の骨が外側に傾いてます。
この「かかと」の外反(かかとが外側に向くこと)が外反母趾の第一歩なのです。

なぜ、かかとが外反するかというと、足の内側に引き上げる力が弱くなっているからです。
その原因もやはり靴にあります。
ハイヒールによって崩れた足のアーチを助けようとして、
足首の関節が内側に傾き、かかとが外反するのです。
かかとが外反すると土踏まずを作っている筋肉が弱くなり、
縦、横のアーチが崩れて、開張足となり外反母趾となっていきます。

この外反母趾になる一連の流れを食い止めることが重要になります。

外反母趾の間違った治療法

ところが外反母趾に対して多くの場合間違った治療法がなされています。
マッサージをしてみたり、足指を圧迫しないように草履をはいたり、
指を引っ張ったり、幅の広い靴を履いたりします。

これらの方法は一時的な対処にすぎません。
外反母趾の問題は開張足にあるのです。
開張足を改善しなければ外反母趾はよくなりません。
まずは開張足を治すことです。

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