「腰痛が癖になる」と言われるのには理由と原因があります

「私の腰痛になっている」という表現をする方がいます。

正しいようで正しくないような表現ですが、どちらにしろ「癖になる」ような繰り返す腰痛には理由原因があります。

癖になる腰痛の原因とは

腰痛が癖になる原因には筋肉性のものと骨格性のものがあります。

例えば、次の画像を見て下さい。

筋肉性の腰痛

イラストの左の状態で腰痛がある場合は、筋肉性の割合が多いです。

「重たいものを持った」や「体を捻った」など、背骨がまっすぐだけど、筋肉に負担がかかったパターンになります。

そうでない場合は、ヘルニアや狭窄症など別の原因が考えられます。

骨格性の腰痛

問題はイラストの右の状態で起こる腰痛の場合です。

歪みをそのままでマッサージなどの筋肉に対するアプローチで一時的には腰痛の症状が楽になる事があります。

でも、歪み=骨格性が原因のものだとこの歪みをそのままにしておくと。

同じ負担が腰部にかかり続けるので「また」同じような腰痛が起きる事になります。

つまり腰痛が癖になっているという事象の正体は、原因を根本改善することなく、症状だけを緩和させることで腰痛が繰り返し起こっているということなんですね。

この場合の骨格の歪みというのは、骨盤の歪みだけではありません。

下半身だけ整えてもまたもとに戻りやすくなりますので、上半身と下半身のバランスもしっかり確認しながら施術を行わないといけません。

これで腰痛の改善がみられなければ、また別の原因が考えられます。

腰痛にも色々なパターンがあり、さらに色々な原因があります。

また、施術方法にもそれに対応して色々な引出しを準備しておかないといけません。

「腰痛が癖になっている」「なかなか改善しない」場合は、視点を少し変えて腰痛に向き直ってみる事も大切です。

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